【ワークスアプリケーションズ・アルムナイ】井上幸さんの退職ストーリー①

さまざまな企業のアルムナイをその想いとともにご紹介していく企画「アルムナイ・アルバム」、今回は「ワークスアプリケーションズ」「リクルートキャリア」と二つの古巣を持つ井上さんの想いを前編・後編に分けてご紹介します。

前編では新卒社員として入社した「ワークスアプリケーションズ」への想いを語っていただきました。

ワークスアプリケーションズ・アルムナイ井上幸さん
PERSOL INNOVATION FUND 合同会社
井上 幸(いのうえ みゆき)氏

2010~2012年 株式会社ワークスアプリケーションズに新卒入社。営業、システムコンサルタントとして従事。2013~2018年 株式会社リクルートキャリアに転職後、人材紹介の法人営業や採用コンサルタントとして企業の採用支援に従事した後に、産休・育休を取得。復職後からHR Techの新規事業開発に携わる。2019年01月~パーソルホールディングスに入社し、パーソルグループのCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)であるPERSOL INNOVATION FUNDにて、国内外のHR Techスタートアップへ投資を行うべく奮闘中

ワークスアプリケーションズの入社の経緯

私の新卒入社時、2010年度は、当時はちょうどリーマンショック後で、就職活動は本当に大変でした。少し油断していた部分もあり、周りが就職活動を終える中で、なかなか終わる兆しが見えず、とても辛かったことを覚えています。

3年生の時に参加したリクルートのインターンシップとその時に読んだ色々なリクルート関係の書物の影響から、まずは営業力を身に着けられる会社に行きたいと考えていました。そんな中、内定をいただいた会社の中で、「短期間で難易度の高い営業が身につきそう」と感じたこと「今後0からのグローバル展開事業へ関わることができるかもしれない」と感じたことを理由にワークスアプリケーションズへの入社を決めました。

ワークスアプリケーションズ時代(2010年~2012年)に携わった仕事について

在籍していた3年弱の間、前半は大手企業向けのERPパッケージシステムの営業、後半は新規プロダクトのシステム導入・保守コンサルタントをしていました。 本当にダメな社員で、注意されたり、呆れられることばかりでした。会社で何回泣いたかわからないです(笑)。当時の諸先輩方に謝罪に行きたいくらいです……。いや、たぶんどこかで会ったら普通に謝ります……。

ワークスアプリケーションズ・アルムナイ井上幸さん

ワークスアプリケーションズを退職した経緯について

会社員なので異動は避けては通れないのですが、自分としてはまだまだ営業を追求したい思いがある中で、コンサルタントの部署へ異動になったというのが退職に至った一番大きな理由です。

また、このコンサルタントの仕事がとにかくハードで、当時現在の夫と結婚を考えていたこともあり、結婚して子育てをしながら会社で成長できる仕事に携われるイメージがまったく湧かなかったこと、心も身体もついていかなかったというのもあります(ちなみに今は色々変わっていてそんなことないと聞いていますので、あくまで当時の話です!)。

ワークスアプリケーションズとのリレーション/アルムナイ同士のネットワークについて

前職のリクルートキャリア時代、担当していたHR Techのサービスを、前々職であるワークスに提案しにいったことがあります。久しぶりに古巣のオフィスに行くことができてとても嬉しかったのを覚えています。

また現職での仕事を含めここ3年以上HR Techやスタートアップと関わることが比較的多い仕事をしているので、HR系のスタートアップに行くと、ワークスアルムナイによく遭遇しますし、たとえ初対面の方でも共通点が多くかなり盛り上がります。

また、アルムナイのFacebookグループがあり、アルムナイ間の情報共有や協力依頼が流れています。そのコミュニティで、リクルートキャリアで担当していた新規事業に関わるヒアリングの協力を依頼した際には、面識がまったくない後輩が、自分の会社の人事担当者を紹介してくれたこともあり、アルムナイコミュニティのありがたさが身に沁みました。

ワークスアプリケーションズ・アルムナイ井上幸さん

古巣ワークスアプリケーションズへのメッセージ

在籍期間中は一方的に育ててもらったにも関わらず、何もお返しできなかったという点が悔やまれるため、今回の取材にあたり、「ワークスアルムナイを名乗っていいものか」と迷う部分もありましたが、とにかく感謝を伝えられればと思っています。

退職してから6年がたちますが、仕事に対する考え方やスタンスなど、社会人の基礎となることをたくさん学ばせていただきました。加えて辞めてからも価値あるアルムナイネットワークを得たこと、ワークスアプリケーションズで培ったことは今でも仕事に活きていることが山ほどあり、ファーストキャリアとしてワークスアプリケーションズを選んで本当に良かったと思っています。感謝しかありません!ありがとうございます!

ワークスアプリケーションズ・アルムナイ井上幸さん
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>井上幸さんのもう一つの古巣、リクルートキャリアへの想いを語った記事はこちら

編集後記

僕も現在インターンとして株式会社ハッカズークにお世話になっているわけですが、井上さん同様に「一方的に育てていただいているだけで、何かしら恩返しできているのか?」と考えることがあります。

ご覧になられている方の中にも、新卒で入社した古巣に対して、「何も還元できなかった」という悔いの感情を抱いていたり、「ちゃんと感謝ができていないのでお礼を伝えたい」という方も、いらっしゃるのではないでしょうか?(アルムナビ編集部・勝倉 直登)