【ALUbum】リクルートキャリアアルムナイ: 井上幸さん

2019年02月04日

PROFILE

PERSOL INNOVATION FUND 合同会社
井上 幸(いのうえ みゆき)氏

2010~2012年 株式会社ワークスアプリケーションズに新卒入社。営業、システムコンサルタントとして従事。
2013~2018年 株式会社リクルートキャリアに転職後、人材紹介の法人営業や採用コンサルタントとして企業の採用支援に従事した後に、産休・育休を取得。復職後からHR Techの新規事業開発に携わる。
2019年01月~パーソルホールディングスに入社し、パーソルグループのCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)であるPERSOL INNOVATION FUNDにて、国内外のHR Techスタートアップへ投資を行うべく奮闘中。

さまざまな企業のアルムナイをその想いとともにご紹介していく企画「アルムナイ・アルバム」、今回は「ワークスアプリケーションズ」「リクルートキャリア」と二つの古巣を持つ井上さんの想いを前編・後編に分けてご紹介します。

前編「ワークスアプリケーションズ篇」につづき、後編では第二新卒として入社した「リクルートキャリア」への想いを語っていただきました。

リクルートキャリアの入社の経緯

 

前編に1社目での退職に至った経緯について記載しましたが、リクルートキャリアを選んだのは、「当時35歳くらいまでにやりたかった3つのこと」が一番良い状態で叶う可能性を感じたためです。

その「3つ」とは、「①もう一度ゼロからしっかり営業ができること」「②新規事業に挑戦できること」「③グローバル事業に携われること」です。私が入社をした2012年当時はちょうど米国の求職情報専門エンジンサービスを提供する「Indeed」の買収直後くらいだったので、面接官の方が「まず、①と②については自分の努力次第で叶えることができる。③については我々もこれから頑張ろうとしているフェーズだから難しい可能性もあるものの、チャンスはあるかもしれない」と言ってくださったのを今でも覚えています。

また、女性やワーキングマザーが沢山活躍していたのも魅力的に感じた点です。

 

リクルートキャリア時代(2013~2018)に携わった仕事

 

在籍中に大きく3つの職種に携わりましたが、特に思い出深いのは一年目にやっていた人材紹介事業の法人営業と、退職の少し前まで携わっていたHR Tech系の新規事業です。

人材紹介事業の法人営業をしていた時は、1社目で営業として成功体験をきちんと積めておらず、自己効力感が低い状態だったので、とにかく結果を出すことを重視していました。その結果、入社3カ月目で初めて月間目標を達成し、1年間すべての四半期の営業目標を達成することができました。その間いくつも表彰していただき、とても嬉しかったです。そして何より自分の糧になったのは、お客様からいただいた沢山の感謝の言葉です。自分の仕事が誰かのためになっていると実感できる瞬間でした。

後半3年間携わったHR Techの新規事業企画は、それまで営業しかしてこなかった私にはとてもチャレンジングな環境で、「世の中にこんなに頭が良い人たちが存在するのか」と、ただただ驚きました。振り返ると、社内外を問わず非常に優秀でおもしろい方々と出会い、一緒にお仕事する機会に恵まれた、幸運な3年間でした。顧客折衝系の仕事を中心に、開発のディレクションやサービスのコストの管理など、事業を行う上で必要な役割も経験できたことは、今の仕事にもとても役立っています。

 

 

リクルートキャリアを退職した経緯

 

もともとやりたかった営業と新規事業に携わることができたこともあり、その結果、前述した自分がやりかかったことの3つ目「グローバルな仕事に携わる」も実現したくなったというのが一番の退職理由です。特に3年程新規事業に携わり、様々な楽しさや難しさを体験する中で、海外でもスケールできるような日本発のBtoBプロダクトに携わりたいと思うようになりました。ただ、そのために自分に足りないスキルや経験がまだまだ沢山あることに気が付きました。

私は本当にリクルートキャリアという会社が大好きで、ずっといたかったくらいなのですが、やりたい気持ちに蓋をしていることが辛くなってきました。社内外の様々な方々にやりたいことを実現する方法を相談し、社内でできないかも含めて検討しましたが、自分の経験不足などもあり、社外に出たほうが近道であるというアドバイスを沢山いただけたことが背中を押してくれました。

またタイミングとしては子どもも4歳近くなり、私が海外出張等で不在にしても家族のサポートで対応することが容易になったため、思い切った決断をすることができました。

社内の人に退職と現在の仕事内容を伝えたときは驚かれることが多かったですが、総じて「よかったね!」と言ってもらうことが多かったです。

 

現在の仕事/取り組みについて

 

現在はパーソルグループのコーポレートベンチャーキャピタルで国内外のHR Tech系のスタートアップ企業への投資やアライアンス促進をする仕事をしています。

過去の仕事では国内のHR Tech以外はあまり見てこなかったので、海外の様々な分野のスタートアップの経営陣から直接サービスについて聞くことができ、ディスカッションができる環境は、今までとは違った角度でHR業界を考えることができ、毎日が刺激的でおもしろいです。オフィスにはイノベーションが生まれやすい工夫がたくさんされていて、卓球やマッサージでのリフレッシュもできるようになっています。

 

 

リクルートキャリアとのリレーション/アルムナイ同士のネットワークについて

 

リクルートグループを卒業した人は「元リク」と呼ばれ、働く時期や部署が重なっていなくても共通の知人が見つかることが多く、すぐに関係性を深めることができます。このように「アルムナイといえば『リクルート』」というイメージの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

私自身はまだ退職したばかりですし、頻繁に前職の人と飲みに行っているので、ネットワークのありがたさを感じるまではいきませんが、HR業界で働いているとどこにいっても元リクの人がいて、心強いですし、本当にこの会社と人が好きだなと思います。

 

古巣リクルートキャリアへのメッセージ

 

在籍中は辛い時もありましたが、色々な人に助けていただき、6年間本当に楽しく働くことができ、沢山のことを学ぶことができたと思っています。「深く考えること」や「整理すること」があまり得意ではないのですが、当時の先輩や同僚と沢山向き合ったことで、考え方のフレームワークを教えてもらえたこと、そして読書習慣を身に着けることができたのは一生の糧になると思っています!昔一緒に仕事をしていた元リクの皆さんに「あいつめちゃくちゃ成長したな!」と思ってもらえるように新たな環境で大きく羽ばたきたいと思います!

 

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編集後記


アルムナビ編集部
勝倉 直登

「仕事がつまらない」「人間関係がうまくいかない」といった古巣へのネガティブな要素が理由で転職されるケースもあれば、井上さんのように、次のステップに進むための過程として「転職」を決意するケースもあるでしょう。

後者の場合、古巣に対してネガティブな感情を持っているケースは少ないからこそ、「個人にとっても古巣と縁を切ってしまうのはもったいない」と、強く思えます。

逆もまた然りで、企業にとっても大切な縁であり、そこには「企業と個人の新しい関係」による、様々な可能性を秘めているのですから。

これらの考え方は「アルムナイ・リレーション」構築の際の根底にあるものですが、改めてその重要性を認識したインタビューでした。