庄田一郎さんの退職ストーリー:エウレカアルムナイ

2019年02月12日

プロフィール

株式会社HERP代表取締役CEO
庄田
一郎 

2012年新卒として株式会社リクルートに入社。退職後フリーランスとして複数社の採用広報支援に従事し、その後2015年、フリーランス時のクライアントの一つであったエウレカに正社員として入社。入社後は採用広報業務や全社員を巻き込んだ社員紹介推進プロジェクトに従事。プロダクトオーナーとしてサービス開発などに携わったのち、2018年、採用管理システムを提供する株式会社HERPを創業。

さまざまな企業のアルバムナイをその想いとともににご紹介していく企画「アルバムナイ・アルバム(ALUbum)」。今回は、エウレカアルバムナイの庄田一郎さんにご登場いただきました。

_

エウレカへの入社の経緯

_

エウレカに転職する前は、新卒で入社したリクルートで採用担当をしていました。リクルート時代にはインターネット業界の潮流だったり、全体感だったりがまったくわかっていなかったので、転職先を決めるのにとても時間がかかりました。「いつか起業をしたいが、まず、その訓練としてベンチャーで働きたい」という軸しかなく、結局フリーランスとして自分の興味のある企業のうち複数社で働いてみたうえで、転職先を決めるという贅沢な手法を使いました(笑)。

こうしてフリーランスとしてお仕事させていただいた企業の一つがエウレカで、業務委託として採用活動に携わらせていただきながら、創業者の赤坂優さん、西川順さんはじめ、たくさんの社員の方々とお仕事をご一緒させていただく中で、自分の作りたい会社像にとても近いものがあるなと感じたこと、そして経営陣の経営への考え方がとても清々しく、「自分が師事したい」と強く感じたことを理由に、正社員としての入社を決意しました。

これは後から聞いた笑い話なのですが、経営陣の入社前の僕への評価はそれほど高いものではなく、僕がお世話になっているエージェントさんの後押しを受けて、最後は「一か八か」というような気持ちで採用したらしいです(笑)。

_

エウレカ時代(2015年〜2017年)に携わった仕事

_

一番印象に残っているのは、全社員を巻き込んで行った、「社員紹介推進プロジェクト」でした当時の僕は、社員からすれば「いきなりリクルートという大企業から現れた異質な人間」で、ぶっちゃけとりあえず距離を置こうとする社員も複数名いたほどです。(笑) そんな状況で、「企業の採用力は、採用担当のスキルや行動量に依存するものではなく、全社員が関与しその成果を最大化することで向上するものだ」と、とても偉そうなことを言いながら、少しずつ理解者を増やしていきました。最終的にはほぼ全職種、そして全社員が採用活動に参加し、意識改革という意味でも、採用の成果としても一定の結果が得られたと感じています。このプロジェクトの成功要因は、全社員のKPIへのコミットメントと、経営陣の積極的な関与の二つであると振り返っています。僕自身もこのプロジェクトが社員との信頼関係を築いていくきっかけになったと感じています。

 

_

エウレカを退職した経緯

_

僕のエウレカへの転職の目的は、自分が起業するための経験を積むことでした。これはブレたことがありません。その前提で、退職前の半年間はかなりワガママを言って、事業部の担当にさせていただき、エウレカ独自の事業運営における強み、サービス開発組織のマネジメントの難しさを学ばせていただきました。転職の理由は端的に言って、「そろそろ自分で会社をやりたい」という気持ちが強くなったことが大きいです。起業するのに必要十分な経験など規定しようもないですが、エウレカという会社で目一杯働く中で、自分にもできるんじゃないかという自信も少しだけ持つことができたから、自然とそういった感情になりました。退職の意向に関しては、経営陣全員と個別で食事をしながらお伝えしたのですが、全員が背中を押してくれました。創業者の赤坂さんに言われた、「お前がやりたいならすぐにでもやれ。お前が抜けたところでエウレカには何の問題もない」という言葉は印象深いですね。(笑)。

_

_

現在の仕事/取り組み

_

現在は、株式会社HERPという会社の代表をしています。会社では求人媒体自動連携を起点に、社員の自主的な採用関連をサポートする採用管理システム 「HERP ATSの提供と、インターネット系企業向け自律的な採用活動の推進をサポートするHERPコンサルティングの提供をしています。この事業自体を始めたきっかけは、まさにエウレカ時代に自分自身が採用担当として経験したことを通じて、もっと日本の採用担当の方々の業務を改善したい、より良いUXを提供したいと感じたためです。振り返れば、当時の僕は全責任を1人で背負う採用担当なんかではなく、全社員参加型の採用プロジェクトをマネジメントする立場でした。その成功体験をHERPのプロダクトを通じて日本のすべての企業で実現可能にしたいという思いがあります。

_

_

エウレカとのリレーション/アルムナイ同士のネットワーク

_

起業してから、ことあるごとにエウレカのオフィスを撮影場所としてお借りしています(笑)弊社のランディングページのトップで流れる動画にもエウレカのオフィスが出てきますし、インタビュー取材記事の撮影会場としてもお借りしたことがあります。これまでに何かしらのお願いをして断られたことがありません。それくらい、応援していただいているなと心から感じています。さすがに最近になっていなくなってしまったらしいのですが、つい先日まで「shoda-bot」(庄田の口癖を自動投稿するBot)がエウレカのSlackで生きていて、「今日もSlackに登場してたよ」と現エウレカメンバーから報告をもらったりすることもあるくらいです(笑)。 そのおかげで僕が退職した後にエウレカに入社した方にも、僕のことを認知していただいていたりすることがあります。「初めまして!Slackで見たことあります!」みたいな(笑)。

アルムナイのネットワークという意味では、エウレカを卒業してフリーランスになっているメンバー、自分で事業を立ち上げているメンバーと情報交換したり、時にはお仕事を紹介したりということもありますね。同じ職場でとても濃くて素晴らしい経験を共有しているからこそ、いつまでもつながるコミュニティになっているなと感じています。

 

古巣エウレカへのメッセージ

_

いつもいつも感じているのですが、「僕は本当に強運の持ち主」だと思っていて、1社目のリクルートも、2社目のエウレカも、これ以上ないと心から言える選択をすることができました。本当に人にも機会にも環境にも、すべてに恵まれた人生を歩んできました。荒削りで細かいことは苦手で、伝え方も不器用な私を、大きな懐で受け入れ、支えてくださった経営陣の皆様、そして関西弁でうるさくて、大きな声でふざけたことを言いまくる私の言うことにも真摯に耳を傾けてくださった社員の方々のおかげで、素晴らしい経験を積み重ねることができましたもちろん何か僕に手伝えることがあればなんでもやりますし、今の自分のチャレンジを成功させることで、そのご恩へのお返しとさせていただければ嬉しいです。改めましてありがとうございました!

_

_

編集後記


アルムナビ編集部
勝倉 直登

アルムナビ編集長の勝又がセミナーなどで、アルムナイに関するプレゼンをする際、冒頭のアイスブレイクで、「退職後、古巣のオフィスに足を踏み入れたことがある人?」と尋ねることも多いのですが、実際にその質問で手が挙がるケースはほとんどありません。実際に古巣への「想い」があってたとしても、行動に移す人はそれほど少ないのです。

しかし庄田さんは、古巣エウレカのオフィスに足を踏み入れるだけでなく、アルムナイ・リレーションを活かし、なんと取材の撮影会場として使用することさえあるとのこと!ここまでアクション出来る行動力が庄田さんの強みなのでしょう。

余談ですか、庄田さんの古巣の社名「エウレカ」の由来は、古代ギリシャの発明者「アルキメデス」が叫んだとされ、何かを発見・発明したことを喜ぶときに使われる感嘆詞です。そこで撮影中に「エウレカ!」と叫んでくださいとリクエストしたところ、快く受け入れてくれました。(その叫んでいる様子を撮影したものがカバー写真です)。

▼ALUbum掲載者募集中▼

私も古巣への愛を語りたい!」 「今の私があるのは前職の経験のおかげ。前職への感謝を伝えたい」 など、古巣への熱い想いを持っている方。 ぜひその想いをこのALUbumで伝えてみませんか?

こちらの応募フォームで、掲載を受け付けておりますのでぜひご応募ください!