【ALUbum】Sansanアルムナイ: 堀江真弘さん

2019年02月15日

PROFILE

Resily株式会社 代表取締役社長
堀江 真弘 

大学院在学中より1年間のインターンを経て、2012年4月にSansan株式会社に入社。Sansan事業部営業部で、法人向け名刺管理サービス「Sansan」の販売に従事。うち4ヶ月間、徳島県神山町にあるサテライトオフィスでオンラインでの営業手法を仕組み化する。その後「Sansan」のスマートフォンアプリ担当プロダクトマネジャーとして、 アプリリニューアルのUX設計をリードする。2017年6月にSansanを退職し、共同創業者のエンジニアとResily株式会社を創業。

さまざまな企業のアルムナイをその想いとともにご紹介していく企画「アルムナイ・アルバム(ALUbum)」。今回は、Sansanアルムナイの堀江真弘さんにご登場いただきました。

_

Sansanへの入社の経緯

_

外資系企業の就職活動を辞め、ベンチャーに舵を切って企業を探している中、名刺管理という一見地味ではありますが、非常にユニークな事業内容のSansanに興味を持ちました。

”物語”を作って世の中に価値を生み出したいというぼんやりとした思いがある中、名刺自体を、「社会に出てからの人としての物語を、社会的に意味のある情報として整理したもの」と理解しました。物語という点で、Sansanの事業と自分の実現したいストーリーが重なりました。

就活時の思い出と言えるものかわかりませんが、説明会にお伺いしたときに、「大人なベンチャーだな」と思い、興味が強まりました。他のベンチャーとは異なり、落ち着きつつも強い意志を感じ、その点が魅力的に思えました。

_


名刺を交換は、もちろんSansanの提供する名刺管理アプリ「Eight」で!

_

Sansan時代に携わった仕事

_

Sansanでは、大きく分けて2つの仕事に携わりました。

・営業:外資系のERPベンダーから受注した案件は非常に印象が強いです。法人向け名刺管理サービスである自社プロダクト“Sansan”の機能の1つに、名刺交換をした相手に関連する企業の人事情報が通知されるというものがあります。その通知をきっかけに、顧客企業の社長にアプローチし、案件が発生しました自社が世に提供する価値を自ら体現した象徴的な事例です。

かつてその顧客企業に勤め、Sansanに転職してきた同僚には「受注は無理だ」と言われていました。しかし顧客の課題と、価値を具現化するまでのシナリオを簡潔に提案に落とし込み、決裁に必要な方々に会いに行くなど丁寧に案件を進めることで、受注に漕ぎ着けました。自身の営業としての成長を強く実感できた案件です。

・プロダクトマネジャー:スマホアプリのリニューアルを担当。ゼロベースで顧客に価値を届けるために、どのようなアプリであるべきかを考え直し、規模の大きい案件としてチームで会社に提案して実行したものです。「サービスを作って顧客を創造するというプロセスをきちんと進め、効果を生み出せた」という意味で、起業につながる最も大きな経験を積ませていただきました。

_

_

Sansanを退職した経緯

_

スマホアプリリニューアルが進行段階に入り、次のキャリア目標を考えた際に、異動を意識しはじめました。営業、プロダクトマネージャーを経験し、「自分自身で『物語』を語り、価値を生み出したい」、「事業開発をしたい」という想いが芽生えました。そこで異動を申し出て、その後希望の部署への内示がありましたが、裸一貫でやってみたいという想いが強くなったため、退職を申し出ました。

また入社時から、wannabeのようですがうっすらと「起業」という文字が頭にあり、起業するならなら30歳の前、と考えていました。振り返ると、起業に必要な経験は十分に積むことができたと判断したため、退職を決断しました。

退職の意志を伝え、起業する旨を社内のいろいろな方に話すと、誰に話をしても「そうか、良かったな」という反応でした。中には「○○のような仕事はどうか?」という提案もありましたが、「起業以外に選択がない」ということをお伝えすると、きちんと理解をしてもらえました。

__

現在の仕事/取り組み

_

Resily株式会社では、会社の成長に向けた意思決定に必要な情報を、目標を軸に集約し、誰でも、いつでも閲覧できるようにして、最適なアクションを導き出すクラウドサービスを開発・販売しています。

目標管理といえば、ドラッカーが提唱した目標による自己管理(MBO)が有名ですが、これは形骸化しているのが現状です。ドラッカーが本当に実現したかった目標管理をクラウドで簡単に実現するという点が社会的な意義だと考えています。

https://resily.com

会社の代表として、MBOに変わる仕組みとしてのOKRの認知獲得や、それを具体的にどのように運用するかを発信しながら、顧客を創造していくため、「広報・マーケ・営業・カスタマーサービス・プロダクト開発・経営管理など」、全般的に施策の企画と実行をしています。

企業の管理会計の数字と、足元のアクションがどのように数字に反映されるかを一気通貫で可視化し、企業の働き方や意思決定の仕組みに大きなインパクトを与えることに共感いただける方は、ポジション不問で募集中です。

info@resily.com宛に直接ご連絡ください!

_

 _

Sansanとのリレーション/アルムナイ同士のネットワーク

_

Sansanの方とはかなりの頻度で会っていますし、いまだに会社の仕組みづくりや施策の相談をさせていただいています。公私ともに付き合いのある方も非常に多いです。

また、退職時からSansanにも変化があり、その変化の様子を伺いながら、会社の成長プロセスを学ばせていただいており、私にとって教師のような存在です。

 

_

古巣Sansanへのメッセージ

_

ほとんどすべてのことをSansanから学びましたし、自身の頭で考えていく際にも、「なぜSansanは○○のような意思決定をしたか?」を常に意識しています。

時には、Sansanらしくない私自身の色が出る意思決定やアクションをしていますが、そんなときでも常に、Sansanでの周囲の事象への対処法やその真意を意識しているという意味では、父親のような存在とも言えます。

一つひとつに非常に質の高い意思決定プロセスがあるのが、Sansanの良いところだと思っています。

Sansanマフィアとして活躍することが恩返しだと思っていますし、中途半端なことはやりたくないと思っています。厚かましいですが刺激しあい、成長できるように精進したいと思っています。

_

_

 

編集後記


アルムナビ編集部
勝倉 直登

堀江さんが代表を務めるResily株式会社は、この記事公開の2日前(2019年2月13日)、「5000万円の資金調達」を発表しました。

チームの目標達成を支援するOKR管理サービス「Resily」が5000万円を調達

この資金調達により、ますますの加速が見込まれますが、これは以前インタビューさせていただいた、Sansanの代表取締役社長である寺田親弘氏が「アルムナイネットワークの存在は、卒業後に自身の価値を高めるスピードが増す、つまり起業の成功確率が上がる」とおっしゃっていたのを裏付けるようです。

一方、堀江さんも文中で「ほとんどすべてのことをSansanから学びましたし、自身の頭で考えていく際にも、『なぜSansanは○○のような意思決定をしたか?』を常に意識しています。」とおっしゃっていましたが、皆さんの中でも、「現在の仕事の中でも、古巣の仕事のやり方や意思決定プロセスなどが染みついているな」と感じたことがある人もいらっしゃると思います。

アルムナビではその会社ならではの仕事観や方法論を総称して、「○○ Way」と呼んでいるのですが、引き続き、「Sansan Way」を持ち合わせながら邁進していく、堀江さんとResilyの躍進に注目していきたいと思います!

 

▼ALUbum掲載者募集中▼

私も古巣への愛を語りたい!」 「今の私があるのは前職の経験のおかげ。前職への感謝を伝えたい」 など、古巣への熱い想いを持っている方。 ぜひその想いをこのALUbumで伝えてみませんか?

こちらの応募フォームで、掲載を受け付けておりますのでぜひご応募ください!