「アルムナイ=自社と関係のない人」だった会社が変わった理由

2019年10月21日

企業や学校の出身者、卒業生という意味で使われる「アルムナイ」という言葉。
最近メディアで目にするようになったけど、ぶっちゃけアルムナイの何がいいの?そんなふうに感じている人もいるのではないでしょうか。

そこで「アルムナイニュース」では、退職後も古巣とつながり続けているアルムナイの声や、アルムナイと繋がっている企業の取り組みなど、企業とアルムナイのさまざまな「アルムナイ・リレーション」をご紹介していきます。

記念すべきアルムナイニュース第1弾は、株式会社クリーブHR統括の永田勇気さんのnote「会社の変化を感じた瞬間(アルムナイ)」に注目!もともと「アルムナイ=会社と関係のない人」という考えだった会社が、「アルムナイに退職後も業務の一部を任せる」という決断をしたそうです。会社が変化した理由とは?

 

 

会社の重要な業務を担当してくれている人が退職をすることになったものの、専門知識と関係各所との信頼関係が必要な仕事ゆえに後任者を誰にするか悩んでいたという永田さん。

いっそのこと同じ人が辞めてからも関わってくれたら……とダメ元で会社に提案をしてみたところ、「退職後も引き続きパートタイムで仕事の一部を任せる」という案がすんなり通ったとのこと。

もともと「アルムナイ=会社と関係のない人」という考えで、アルムナイに関する制度などがあったわけではないというところからこのような変化を起こせた理由を、人事の永田さんは次のように分析します。

・在職中から、社員のキャリア実現に真摯に向き合っていた
・経営陣へ多様な働き方の重要性を啓蒙していた

アルムナイと関係を築こうと思っても、いきなり変えるのは難しいもの。このように人事が日頃から社員のキャリアや働き方を考え、地道に発信するという土台があったからこそ、アルムナイとの新たな関係性が生まれたのだと思います。こういった取り組みは他の会社でも応用できそう。

週5フルコミットか、完全に縁を切るかのゼロか100かの関係ではなく、もっと柔軟で新しい企業と個人の関係が増えていくと良いですね!

参考記事:
会社の変化を感じた瞬間(アルムナイ) by 永田勇気さん

 

文 :築山芙弓
編集:天野夏海