1年で辞めた丸紅 回り道を糧に、再入社で古巣に貢献
「このコロナ禍の中、一人ひとりの力をどう高めていくべきか」。丸紅で金融・リース事業本部の課長を務める大澤集さん(42)は目下、いかに新型コロナウイルスによる影響を抑え、チームのパフォーマンスを発揮するかを思案する日々だ。
商社に欠かせない海外出張は制限され、互いに顔を合わせる機会も減った。コミュニケーションの場を補おうと、1日2回のオンラインのコーヒーブレークを導入するなど試行錯誤を続ける。
職...
多様化する働き方や社会の変化に戸惑いながらも、答えを探す人たちの群像を描きます。