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株式会社ビースタイル ホールディングス
会社概要

一度退職した会社に戻るのは、あり?なし? 働く主婦に意識調査。9割の主婦、“出戻り”に賛成

復帰時の要望「働きやすい環境」63.3%、復帰の方法「元上司に相談」40.5%~しゅふJOB総研~

ビースタイルグループ

 主婦に特化した人材サービス『しゅふJOB』(事業運営者:株式会社ビースタイル/本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦)の調査機関しゅふJOB総研は『出戻り就職について』をテーマに働く主婦層にアンケート調査を行いましたので以下にご報告します。(有効回答数744件)
■調査結果概要
1.一度退職した会社に復帰したいと思ったことが「ある」56.2%
2.復帰したい理由「辞めてから元の会社の良さがわかった」39.2%
3.実際に復帰したことは「ない」76.6%
4.復帰するなら「その会社に在職中の元上司に相談する」40.5%
5.復帰するなら「勤務時間や勤務地など働きやすい環境」を求める、63.3%
6.復帰する時の心境「その時になってみないとわからない」43.1%
7.一度退職した会社に元社員が復帰できる制への賛否
8.フリーコメントより

1.一度退職した会社に復帰したいと思ったことが「ある」56.2%

2.復帰したい理由「辞めてから元の会社の良さがわかった」39.2%

◇復帰したいと思った理由で「その他」に寄せられたコメント(年代:就業形態)
・業務内容は好きだったが人間関係で、辞めた。原因の人間も辞めたのなら復職したい(40代:派遣社員)
・今なら、また違った気持ちでできそう(40代:派遣社員)
・社内結婚だったので退職せざるをえなかった。本当はもともとやめたくなかった(40代:パート/アルバイト)
・今年定年退職をして環境が良かった(60代:今は働いていない)
・ずっと勤めていたかったが派遣だったから(40代:今は働いていない)
・景気が悪くなり、パート全員解雇になったから、景気が良くなってまた採用できるようになったらまた行きたい(50代:パート/アルバイト)
・辞めたくて辞めたわけではないので(40代:派遣社員)
・給料が良かったから(30代:パート/アルバイト)
・他の仕事を探すより手っ取り早かったから(30代:パート/アルバイト)
・何となく思い出しただけ(30代:SOHO/在宅ワーク)
・辞めた理由が離婚で職場の問題ではなかった(20代:今は働いていない)
・自分のスキルが上がり、再度貢献したいと思った(60代:パート/アルバイト)
・慣れた仕事内容だと復帰しやすいから(40代:パート/アルバイト)
・会社の状況が変わった(悪いところが良くなった)と聞いたから(50代:パート/アルバイト)
・雇用形態が変わっての業務なら家事と両立出来るかと考えた(40代:派遣社員)
・仕事の内容が好きだった(50代:契約社員)
・歳を取り就職難になり経験を活かしたい(50代:パート/アルバイト)
・怪我のため、泣く泣く辞めたので(60代:今は働いていない)
・出産しても育休をとり復職する気でいたが、夫の強烈な反対で断念したので未練が大いにある。チャンスがあればまたその会社で働くつもり。今は別の仕事をしてチャンスを待っています(50代:パート/アルバイト)
・元いた会社が合併で大きくなり、福利厚生と給与待遇が変わったので(40代:今は働いていない)

3.実際に復帰したことは「ない」76.6%

4.復帰するなら「その会社に在職中の元上司に相談する」40.5%

5.復帰するなら「勤務時間や勤務地など働きやすい環境」を求める、63.3%

6.復帰する時の心境「その時になってみないとわからない」43.1%

7.一度退職した会社に元社員が復帰できる制度への賛否

 

8.フリーコメントより

◇フリーコメントより(年代:就業形態)

<退職した会社に復帰したいと思ったことが「ある」と回答した人>
・受け入れる立場としても、さまざまな負担(研修や社内システムの説明、社風があわずすぐ退職する可能性など)が軽減されると復帰するような場合でも、人間関係や職務内容の不安が少なく就業できると思う。特に出産子育てで退職→復帰は推進してほしい(30代:公務員/団体職員)
・育児、介護など、休職期間以上休む結果、退職など、やむを得ない理由の人は、復職制度があると、育児、介護に、専念出来る(50代:パート/アルバイト)
・スキルがあり回りの方とも環境も慣れているのでお互い楽だと思います。私は一度定年退職で辞めた会社に派遣で就業しています。とても楽しいですし、仕事慣れているので良いです。とても良くしてくれてます (60代:派遣社員)
・退職理由によると思う。止む無しに辞めたのならば復職はあり。自己都合で勝手に辞めた場合は復職なんて有り得ない(40代:正社員)
・一般の中途採用者同様、一から試用期間や研修期間を経て復帰した方が、自分も周りも安心すると思う(40代:パート/アルバイト)
・実際に一度退職した会社から、復帰の話を頂き、自分自身恥ずかしいと思いながら正社員にもなれるしと思い、復帰しました(中略)現在は、人事担当もしており、会社からみても特に人間性が分かってる従業員が戻ってくるのは、ハラスメントなどその様なリスク管理を考えれば、進めたい採用方法だと感じます(30代:正社員)
・辞めた理由はさまざま。受け入れてもらえるのなら、復職したいが(40代:パート/アルバイト)
・社内結婚をしたらどちらかが辞めなければいけないという前時代的なシステムをやめてほしい(40代:パート/アルバイト)
・今まで何回か復帰しました みんな快く迎えてくれました 復帰後、辞めた後の付き合いも変わらないです(40代:今は働いていない)
・復帰を希望するならば退職する際には綺麗な辞め方をするべき(40代:パート/アルバイト)
・退職前に習得したスキルを、ゼロからに戻すのはやめてほしい。勤務年数や、過去に築き上げたスキルを評価した上で時給や配属ポジションを考えて欲しい(40代:パート/アルバイト)
・送別会までして貰って退職した手前|復帰はし辛い。ただ気にせず復帰している元同僚を羨ましいと思う気持ちも有る(40代:パート/アルバイト)
・離職して10年は立ちますが、長く続いてその会社だけの技能なので早く復職したいです(40代:SOHO/在宅ワーク)
・配偶者の転勤が理由で何度も退職しています。自分の意志での退職ではないので、新しい勤め先を探すより、復帰できる環境があれば嬉しいです(40代:今は働いていない)
・私の場合、復職候補となるひとつの企業からは早期退職で辞めました。その際、今後はグループ会社を含むその企業には一切就かないという念書のようなものを書いたので、希望しても無理でしょう(50代:派遣社員)

<退職した会社に復帰したいと思ったことが「ない」と回答した人>
・再雇用される側は精神的負担大。見られる、揶揄される、陰口等。再雇用前に、同じ部署や他部署の人たちの理解が浸透していることが大事。なぜ戻ってきたのか、という空気が漂わないように(40代:パート/アルバイト)
・人によっては浦島太郎状態で役に立たない場合があるのではないか。そういう「お荷物」も一律に元の待遇で復帰させるのなら反対である(40代:公務員/団体職員)
・会社側も一から教えなくても良いし、本人も一から覚えなくてもいいし、前との変更点をきっちり教えてもらえたらお互い良いと思います(50代:その他の働き方)
・会社の業績が好調なら復帰を考える(60代:派遣社員)
・あり得ない(60代:今は働いていない)
・1度、辞める気持ちを持った職場は又、何かあると辞めたくなると思うし経営者側もそう感じて受け入れるだろうと思う(50代:公務員/団体職員)
・制度としてはいいと思うが、私個人の意見では、考えられない(40代:契約社員)
・復帰の候補に挙げて下さるのはありがたいことですが、退職に至った経緯がありその反省点を見出して、改善を行なって頂く事からの検討事案になると思います(50代:今は働いていない)
・特に退職した会社にこだわる意味がわからない。他で新しい経験を積んだ方が楽しい(50代:契約社員)
・企業側は即戦力になるので、メリットはあると思うが、自分としては何らかの理由で一回離れた職場に戻るとしても、以前と同じような能力で仕事ができるかもわからないので、逆にハードルが高いような気がする(50代:パート/アルバイト)
・退職の理由によっては戻ってきて欲しい人・欲しくない人に分かれる(50代:パート/アルバイト)
・主に、人間関係(パワハラ)などで辞めている為、その人が居る職場には戻りたくない(40代:パート/アルバイト)
・私は 辞めたいと思って辞めるので 復帰することは絶対にありません(50代:派遣社員)
・復帰するのは構わないが、またいつか辞めるのではないかと思われると思う(40代:パート/アルバイト)
・円満退社ではなかったため、復帰要請はないと思う。退社してから10年以上経過しているので、自分のスキルは通用しないだろう。任せてもらえる仕事があるとは思えない(50代:パート/アルバイト)

■しゅふJOB総研 所長 川上敬太郎より

 元いた職場に復帰することは、出戻り就職などと呼ばれます。採用難の折、将来の再雇用などを視野に入れて退職者とのネットワークを大切にするアルムナイ制度を導入している企業もあります。退職経験を持つ人が多い働く主婦層に、「あなたは今まで、一度退職した会社に復帰したいと思ったことはありますか」と質問したところ、56.2%が「ある」と回答しました。あると答えた人に理由を尋ねたところ、一番多かったのは「辞めてから元の会社の良さがわかった」で39.2%。「育児で退職したが、子どもの手が離れた」との理由が26.1%でした。一方、復帰したいと思った人のうち実際に復帰したことがある人は23.4%で1/4以下でした。

 もし復帰するとしたらどのような方法をとるかについては、「その会社に在職中の元上司に相談する」が最も多く40.5%。次いで、「その会社に在職中の元同僚に相談する」が33.6%と、元いた会社のコネクションを使う人が多いようですが、「求人募集を待って一般応募する」という回答も3割超ありました。復帰する場合のルート選択は、退職した時の事情によっても変わってくるかもしれません。

 復帰する際に会社に要望することとしては、6割以上の人が「勤務時間や勤務地など働きやすい環境」を挙げました。働きやすい環境を求めるのは復帰の場合に限ったことではありませんが、一度辞めた身だけに復帰を快く受け入れてくれるかどうかが気になったり、出産や配偶者の転勤などでやむなく退職した経験から働きやすい勤務条件を求める人もいるようです。また、「今の自分のスキルや経験に相応しい職務」「今の自分のスキルや経験に相応しい給与」を選んだ人も4割近くに及び、新人と同じではない、という意識も働いているように感じます。

 実際に戻るとしたらどんな心境になるかについてはおよそ4割が「その時になってみないとわからない」と回答したものの、「退職後に成長した姿を見せたい」「今度は辞めないように頑張ろう」「一度辞めたのに申し訳ない」との回答も2割前後あり、人によって様々な思いや葛藤を抱いているようです。それでも、元社員が復帰できる制度については85.6%が「自分が復帰する立場でも、復帰を受け入れる立場でも賛成」と回答しています。退職に対する働く主婦層の意識は柔軟で、退職を会社との永遠の別れと捉える考え方は時代にそぐわなくなってきているのかもしれません。

 

しゅふJOB総研所長 兼 ヒトラボ編集長 川上敬太郎 ープロフィールー

1997年愛知大学文学部卒業。テンプスタッフ株式会社(現パーソルホールディングス)に入社し新規事業責任者等を歴任。転職後、執行役員としてキャリアカウンセリングやマーケティング部門を統括するなど、営業・経営企画・人事といった人材サービス事業のほぼ全てのセクションに携わる。業界専門誌『月刊人材ビジネス』では営業推進部部長 兼 編集委員を務め、人材ビジネス企業の経営者に向けた勉強会を企画運営。2010年株式会社ビースタイル入社。2011年より現職。これまでに、のべ20000件以上の“働く主婦層”の声を調査・分析。
人材サービス業界の『声なき声』を社会に届けるインタラクティブメディア『ヒトラボ https://www.facebook.com/hitolabo.jinzai/』及びフェイスブックグループ『人材サービスの公益的発展を考える会 https://www.facebook.com/groups/jinzai.koueki/』主宰。有識者として内閣府 規制改革会議 雇用ワーキンググループ勉強会への参加、男女共同参画センターでの講演など、主婦人材の活躍推進や人材サービス業界のあり方について積極的な意見提言を行う。

◇委員等
厚生労働省 委託事業検討会
・平成29~30年度:民間人材サービス活用検討事業「民間人材サービス事業者のノウハウを活用した女性の復職促進検討会」委員
・平成29~31年度:労働者等のキャリア形成・生産性向上に資する教育訓練開発プロジェクト事業「プログラム検討委員会」委員
一般社団法人 日本人材派遣協会
・派遣事業運営支援委員会委員(平成20~21年)、派遣事業運営支援部会員(平成24年)

◇メディア出演歴
NHK あさイチ 解説/フジテレビ みんなのニュース『ふかぼり』 解説/テレビ朝日 ビートたけしのTVタックルパネラー出演、他新聞・テレビ・雑誌などでコメント多数

◇寄稿・連載歴
日本経済新聞:私見卓見『日雇い派遣は主婦を助ける』(寄稿)/時事通信『働くデキる女性たち』(連載))/マネープラス:『ワークスタイルの見つけ方』https://moneyforward.com/media/special/shuhunohonne/(連載)など

▼ヒトラボ資料館 『是々非々』 http://zezehihi.wix.com/jinzai

 

■調査概要
調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:744名
調査実施日:2019年5月22日(水)~2019年5月31日(金)まで
調査対象者:ビースタイル登録者/求人媒体『しゅふJOBパート』登録者

 

<しゅふJOB総研について>

「結婚・出産などのライフイベントに関わらず、 もっと多くの女性が活躍できる社会をつくりたい」そんな志のもとにつくられた研究所です。「女性のライフスタイルと仕事への関わり方」に対する社会の理解を高め、女性の働きやすい職場をより多くつくっていくために定期的なアンケート等の調査を実施、結果を社会に発信しています。
※過去の調査結果はこちら⇒https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/
※しゅふJOB総研公式ツイッター⇒https://twitter.com/shufujobsoken
※しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています⇒http://bit.ly/2n8jHIJ

<株式会社ビースタイルについて>

企業理念は~best basic style~時代に合わせた価値を創造する。創業以来、主婦の雇用をのべ13万人以上創出してきた『しゅふJOB』や時短×ハイキャリアの働き方を実現する『スマートキャリア』など人材サービス事業を主軸とし、スーパーフード“モリンガ”のプロデュースや民泊清掃サービスなど、新たに事業領域を広げながら、日本の幸福度向上に全力で取り組んでいるソーシャルカンパニーです。

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代表者名
三原 邦彦
上場
未上場
資本金
8640万円
設立
2002年07月
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