【Rakuten OB/OG】楽天アルムナイまとめ

こんにちは。アルムナビ編集部、インターンの勝倉です。

私のサッカー関連の先輩で、「将来は絶対起業する!」という強い想いを持つ先輩がいて、先日久々に飲みに行く機会がありました。その先輩は、楽天アルムナイなのですが、その先輩をはじめとして、なんとなくアントレプレナーシップの高い人が集まっている印象がある楽天。「実際、楽天出身者にはどんな人がいるのだろう」と、気になったので、今回はリサーチしてみることにしました。

楽天は創業してからまだ約20年弱にも関わらず、GREE株式会社社長の田中氏をはじめとして、多くの起業家を世に輩出していました。

当記事では、アルムナビ編集部が調査した「楽天のアルムナイ」の方々を、起業家を中心に紹介していきます(五十音順: 随時追加します)。※情報は、2018年10月22日時点のものです。

著作権者: 掬茶、ライセンス: CC by-sa 4.0

楽天株式会社とは

楽天株式会社(らくてん、英: Rakuten, Inc.)は、インターネットサービスを展開する日本のIT企業。創業時はECモールを中心とした事業体であったが、現在はオンライン株式販売やクレジットカード等の金利・手数料収入がグループ営業利益の過半数を占めるオンライン金融事業者でもある。その他、各種のオンライン事業を手掛ける。インターネットショッピングモール「楽天市場」や総合旅行サイト「楽天トラベル」、ポータルサイト「インフォシーク」の運営その他ECサイトの運営を行う。グループ会員は9,977万人。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A5%BD%E5%A4%A9

経沢香保子氏

株式会社キッズライン 代表取締役

卒業後はリクルートに入社。同社時代には新入社員で競う会社の名刺集め競争で関東ナンバーワンになった。2000年にマーケティングなどを手がけるトレンダーズ株式会社を設立し、代表取締役に就任。トレンダーズは女性社員比率が多かったが、経営改善のため2010年頃から営業や役員に男性を引き込み、2011年以降は美容クリニックのクーポンサイトなどの新サービスも立ち上げていく。2012年にはトレンダーズを東証マザーズに上場。その後、2014年中にベビーシッターマッチングサービス「キッズライン」を運営する株式会社カラーズを設立し、代表取締役に就任。翌年、IVS 2015 Spring Launch Padで優勝。サービスと会社名を一致させるため、2016年8月19日に株式会社キッズラインへ社名を変更した。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%8C%E6%B2%A2%E9%A6%99%E4%BF%9D%E5%AD%90

楽天時代(1999年~2000年)

創業間もない楽天へ転職。楽天大学などさまざまな新規事業の開発にかかわる。

https://www.hcdnet.org/hcd/event/post_44.html

山田進太朗氏

株式会社メルカリ 代表取締役会長兼CEO

2001年8月ウノウ設立。その後、ウノウのサービスとして新作映画情報サイト「映画生活」(ぴあに譲渡)、写真共有サービス「フォト蔵」などの企画・開発・運営に関わる。2010年8月3日、ウノウ株式を米ジンガに譲渡。2012年1月、ジンガを退職。2013年2月1日、メルカリを設立。2017年12月20日、メルカリの累計ダウンロード数が1億件超えを発表。2018年6月19日、メルカリが東京証券取引所マザーズに新規上場、終値ベースの時価総額は約7172億円。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E7%94%B0%E9%80%B2%E5%A4%AA%E9%83%8E

楽天時代(早稲田大学教育学部在学時代)

早稲田大学在学中に楽天にてインターン、楽天オークションの立上げ等を経験。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E7%94%B0%E9%80%B2%E5%A4%AA%E9%83%8E

南壮一郎氏

株式会社ビズリーチ 代表取締役社長

(株)ビズリーチを創業。2009年4月には、年収1000万円以上の転職市場に特化した日本初の求職者課金型の転職サイト「ビズリーチ」を開設。 2010年8月には、高級商材に特化した共同購入型クーポンサイト「LUXA(ルクサ)」を立ち上げ、分社化した(株)ルクサの代表取締役を兼任。現在は、ジュビロ磐田のアドバイザーや、ビル&メリンダ・ゲイツ財団などとの連携の下、世界からポリオを根絶するための取り組みを推進する日本グローバルヘルス協会のスポークスパーソンも務める。

https://schoo.jp/teacher/22

楽天時代(2004年9月~2007年)

2004年9月、三木谷氏に直談判し、株式会社楽天野球団の創業メンバーとなる。球団ではチーム運営や各事業の立ち上げをサポートした後、GM補佐、ファン・エンターテイメント部長、パ・リーグ共同事業会社設立担当などを歴任し、球団事業においては不可能とされていた初年度からの黒字化成功に貢献。将来の球団社長候補と見られていたが、まだ若過ぎたことから一度外に出ることを提言される。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%97%E5%A3%AE%E4%B8%80%E9%83%8E

小沢隆生氏

YJキャピタル株式会社パートナー 元代表取締役

早稲田大学卒業後、CSK入社。インターネットの可能性に魅せられ、1999年にビズシークを創業。2年後に楽天に売却。2006年に小澤総合研究所を設立(現任)、ベンチャーへの投資やコンサルティング業務を行う。2011年に設立したクロコスを2012年にヤフーに売却、ヤフーグループの一員となると共に、YJキャピタルの設立に携わり、取締役COO、代表取締役を歴任。個人投資家としてnanapi、Appgrooves、カマド、スターフェスティバル、クラウドワークス、キラメックス、Crocos、ケンオクヤマデザイン、Netageほか多数の投資、創業を行っております。

http://yj-capital.co.jp/

楽天時代(2003年~2006年)

ビズシークの吸収合併により楽天に入社し、役員としてオークションを担当する。
その後、楽天イーグルス立ち上げ担当として楽天野球団取締役事業本部長に就任。プロ野球界に新風を吹き込む。

http://yj-capital.co.jp/

島田亨氏

株式会社U-NEXT 取締役副社長COO

1987年、東海大学文学部広報学科広報メディア課程卒業、株式会社リクルート入社。1989年、株式会社インテリジェンスを宇野康秀、鎌田和彦、前田徹也らと創業、1995年に 取締役副社長に就任。1999年にインテリジェンス退社後は、エンジェル投資家として活動し、株式会社シーズホールディングス代表取締役、株式会社日光堂(現株式会社BMB)取締役副社長、株式会社楽天野球団代表取締役社長、楽天株式会社取締役執行役員 プロスポーツ事業カンパニー社長、フュージョン・コミュニケーションズ株式会社代表取締役社長、楽天株式会社 アジアRHQ準備室担当役員、代表取締役副社長などを歴任。2017年、株式会社U-NEXT取締役副社長COOに就任する。

https://listen-web.com/toru-shimada/3/

楽天時代(2004年~2016年3月)

2004年に50年ぶりのプロ野球新球団となった「東北楽天ゴールデンイーグルス」球団社長に就任する。2008年1月から球団オーナーとなる。球団社長兼オーナーを退任後は、楽天株式会社のアジアヘッドクォーターに就任。「Rakuten Asia」のCEOに就任し、シンガポールに3年間赴任。2012年に帰国し、楽天株式会社代表取締役副社長執行役員に就任。

https://inouz.jp/times/flipside_3/

岸田祐介氏

スターフェスティバル代表取締役 代表取締役

1年間の「起業準備期間」を経て、2009年にスターフェスティバルを設立。中核事業である宅配弁当のポータルサイト「ごちクル」では、全国有名飲食店のオリジナル弁当を含む6700種類以上のお弁当を販売。現在の月間販売数は約20万食以上。

https://next.rikunabi.com/journal/20140630/

楽天時代(2002年10月~2008年)

2002年10月に楽天株式会社へ入社。出前専門のインターネットモール「楽天デリバリー」事業を立ち上げる。2004年9月の楽天のプロ野球参入に伴い、社内公募により50年ぶりの新球団「東北楽天ゴールデンイーグルス」の創業メンバーとして球団設立に携わる。チケット・ファンクラブ事業の責任者をはじめ、球場への動員責任者として創業初年度の黒字化に貢献。

https://stafes.co.jp/company/officer

星野貴之氏

ユアマイスター株式会社 代表取締役社長

楽天退社後2016年8月ユアマイスター設立。
ユアマイスターとは?
→「人々の大事なものがより大切にされる社会へ導く」を理念とし、職人と大切なモノを大切にしたい人をつなぐサービス『あなたのマイスター』や、大切なモノを大切にしたい人へ情報を届けるメディア『RELIVERS』などを企画・開発・運営

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000024663.html

楽天時代(2010年10月~2016年)

慶應義塾大学経済学部卒業後、2010年楽天株式会社入社。
楽天市場事業にて年間MVP、全社社長賞などを受賞。 2013年には九州全域の副責任者を担当。 グロービス経営大学院にてMBAを取得後、 2014年楽天株式会社で初めての幹部候補生プログラムに最年少で選出。 2015年IRに異動後、国内のECをメインとして増資・決算・投資家対応を担当。

http://corp.yourmystar.jp/about.html

田中良和氏

グリー株式会社 代表取締役社長

田中 良和(たなか よしかず、1977年2月18日 – )は日本の実業家。ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「GREE」の開発者で、同サービスを運営するグリー株式会社の創業者[1]。グリー株式会社 代表取締役社長。
経済誌フォーブスによると、2018年時点で総資産は1230億円で、42位。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E8%89%AF%E5%92%8C_(%E5%AE%9F%E6%A5%AD%E5%AE%B6)/

楽天時代(2002年10月~2008年)

2000年2月、楽天に入社。個人間オークション、ブログ(楽天ブログ)、アドネットワーク(アフィリエイトプログラム)、プロダクトレビューを始め、様々な新規コンシューマ向けインターネットサービスの企画・開発を行う。2003年の冬から個人的な趣味の一環として、SNS「GREE」の開発を開始。2004年2月にはGREEを一般公開し、個人サイトとしてサービスを開始。10月には楽天を退社する。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E8%89%AF%E5%92%8C_(%E5%AE%9F%E6%A5%AD%E5%AE%B6)

塩谷将史氏

株式会社アペルザ CTO

Cluez創業メンバーと出会いビジョンに共感し、2016年1月から取締役CTOとしてジョイン。クロスボーダー・多国籍チームのマネジメント経験とEC・デジタルマーケティング系プラットフォームのプロデュース経験を活かしテクノロジとサービスプロデュースの立場からAperzaを発展させていく。

https://www.aperza.com/corp/aboutus/masashi_enya/

楽天時代(2008年~2015年)

2008年に楽天株式会社に入社。一貫して楽天の広告プラットフォームのプロデュースと約50名のチームマネジメントに従事。2012年にアジアHQ及び海外開発チームの立ち上げのためにシンガポールに赴任。3年間でシンガポールを中心に日本・インドの3拠点間で合計100名近くの開発体制を構築しマネジメント。グローバル広告プラットフォームの企画立案・開発から海外拠点への導入を指揮。

https://www.aperza.com/corp/aboutus/masashi_enya/

大城浩司氏

株式会社KABUKI 代表取締役CEO

2014年ICA.incを創立。2016年5月10日、新会社株式会社KABUKI(カブキ)にて出店料無料のメディアecモール『kabukiペディア』を発表。

https://ecnomikata.com/column/8646/

楽天時代(2001年~2013年)

2001年に楽天に入社。営業本部長としインテリア雑貨事業などを数千億円の規模に育成後、家電事業の立直し、あす楽・中古事業などの新サービスの創設など楽天市場の発展に貢献。

https://ecnomikata.com/column/8646/

倉橋健太氏

株式会社プレイド CEO

2011年に株式会社プレイドを創業し、2015年3月にウェブ接客サービス「KARTE」をリリース。リアルタイムなウェブ接客を可能にするサービス「KARTE」。2015年3月の一般公開からわずか半年強で東証一部上場企業を含め600社に導入、5億円の資金調達を完了するなど急成長を続けているサービス

https://01intern.com/magazine/archives/417

楽天時代(2005年04月~不明)

同志社大学時代にサッカーサークル立ち上げ。卒業後、2005年に楽天株式会社に新卒入社。楽天市場事業のサイトディレクション、マーケティング、広告戦略、モバイルデバイス戦略、商材ジャンル別戦略など多岐にわたる領域を担当。

https://01intern.com/magazine/archives/417

上坂優太氏

株式会社Viibar 代表取締役CEO

2013年4月、Viibarを立ち上げ、CEO(最高経営責任者)に就任。独自のプラットフォームを構築し、動画を発注する側と制作する側をつなげる事業を展開している。

https://www.weeklybcn.com/journal/face/detail/20150226_33211.html

楽天時代(2009年~不明)

2009年楽天株式会社に入社。楽天市場及び楽天グループ全体のマーケティングに携わる。

https://viibar.com/management

伊藤将雄氏

株式会社ユーザローカル 代表取締役

「データで世界を進化させる」をミッションに、Webマーケティング支援ツールUser Insightや人工知能チャットボットを開発する株式会社ユーザーローカルの代表取締役社長。

https://type.jp/et/feature/8536

楽天時代(2000年~2002年)

大学を卒業後、新卒でビジネス誌出版社に入社。その後、楽天株式会社で、エンジニア・プロデューサーとして、楽天市場の携帯版サイトやコミュニティサイトの立ち上げ期の開発・設計を担当。

https://www.userlocal.jp/document/executive/

比木武氏

株式会社ウェルビー 代表取締役

Welby(ウェルビー)は、事業ミッションとして“Empower the Patients”をかがげており、昨今の医療を取り巻く環境や、市民の意識の変化を受け止めて、「患者・家族が自己管理をする」ツールを医療者が後押しすることで、患者の治療や重症化予防の一助に少しでもなればとの思いでスタートしました。

https://welby.jp/business/

楽天時代(2007年~2008年)

2005年より米国ヴァージニア大学MBAに入学しMBA取得。2007年より、楽天株式会社にて、事業戦略や組織改革の業務に従事。

https://welby.jp/about/

野田全泰氏

株式会社ノーマディック 代表

旅行のクチコミサイト・フォートラベルを起業し、カカクコムに事業売却。月間利用者数1,000万人の旅行メディアに成長。その後、家族でシンガポールに移住。旅行好きが高じて、再び旅行サービス(トリップノート)を立ち上げ、現在に至る。

http://nomadic.cc/member/#tsudazentai

楽天時代(1998年7月~2003年05月)

楽天の8番目の社員として、楽天市場、楽天トラベルの立ち上げに従事

http://nomadic.cc/member/#tsudazentai

編集後記

冒頭でも述べたように、創業してからまだ20年弱にも関わらずこれだけ多くの素晴らしい起業家を輩出しているのは、改めて「すごいことだな」と思いました。

その背景には「三木谷さんという偉大なモデルロールの存在」「出る杭を伸ばす文化」「日本トップクラスの営業体制」など様々な要因が重なり合っていると感じます。

こちらに書ききれなかった楽天アルムナイの起業家の方もいらっしゃるので、今後も定期的に更新していく予定です!(アルムナビ編集部・勝倉 直登)